100人の人生を決定的に変える、或いは100万人の熱を生み出す作品を世に送り出すこと。そのために作品を理解し、良き伴走者になること。小さな物語の中に、大きな世界への扉があると信じ、挑み続けること。それが世界につながるということだと、私達は知っています。
株式会社ブシロードワークスは、漫画・小説の出版をベースとして、多くのメディアで物語を送り出す会社です。
読者のために。
孤独や暇から救い、夢や欲求を叶え、癒やしや慰めを与える。私達の送り出す物語はすべて、自分だけではない、”あなた”を救う。それによって皆が人生という物語を前進させる事が出来ること、それこそが社会への貢献であると私達は知っています。
人間は考える葦である。
私達の仕事は、ひとに相対する限り、永遠不変の正解はありません。注意深く世界を見つめ、汎ゆる事に思考を巡らせ「今」を推論することが肝要です。思考を放棄してはなりません。私達は自らが脆弱な葦であっても、考える葦であるという事を知っています。
右手で現実を掴み、左手で理想を掴む。
私達は、事業の持続可能性を理解しています。現実を右の手で掴んでいるからこそ、理想を左の手で掴みにいくことができることを知っています。
物語る以外、全て。
私達自身は、物語りません。物語ることを助け、寄り添い叱咤する。それが物語自体を最も助けることと私達は理解しています。私達が助けるのは物語自身です。
失敗を恐れない、失敗に慣れない。
私達は失敗の先にしか成功がない事と、漫然とした失敗が最も愚かな事の両方を知っています。そして失敗に恐れず慣れない事が、”挑戦”と”成功”につながる事も知っています。
才能は、勝手に花を咲かせる事はありません。 誰かが水をやり、育てなければならない。 水をやり育てる人もまた勝手には生まれません。 同じように水をやり、育てなければならない。
作品に携わる先達の皆様が自明の理として持つ、この感覚・文化を社内に育み、より良い作品が生み出されていくシステムを作ることが私のミッションと理解しております。
私達がこれから行うのは土地を開墾し、土を作り、種籾を蒔き、水をやっていくということです。田畑が実るということは、決して自然な姿ではありません。多くの努力と失敗の繰り返しの先に結実した大輪の花だということを理解し、事業に邁進して参ります。